社労士開業にあたり今すぐはじめること

「来年○月に独立開業する予定なんですけど、
何を勉強すればよいですか？」

 

結構多くの方にこの質問を受けるのですが、私の答えは
決まっています。

 

「今の段階から経営者の人と会って話してください」

 

特に、社労士として、企業を顧客とする場合には、
私の中で優先順位の一番は、「経営者と話す」ことです。

 

理由は３つです。

 

 

１、経営者とまだ経営者でない自分とのギャップに気付くため

 

２、経営者の頭の中を理解するため

 

３、経営者と話すのに慣れるため

 

 

「あれっ」
と思った人もいるかもしれません。

 

「今のうちから営業しとけということじゃないんですか？」

 

いいえ。違います。

 

まあ、これは人によるのですが、営業が得意な人は
開業前から営業すればいいとして、もしあなたが
営業が苦手なら、経営者に受け入れられる人材に
なるまでに、実に時間がかかることでしょう。

 

私は、実務経験があったのにもかかわらず、
「経営者と話すのが苦手」
というだけで、「半年間の収入が４０００円」でした。

 

「穂浪さん、それは経営者と話すのが苦手だった
からとは関係ないのでは？」

 

そうおっしゃりたい気持ちはわかります。

 

が、私が顧客を狙って獲得できるようになったのは、
「経営者と話せるようになってから」と断言できます。

 

実際、営業ノウハウがたくさん出回っているし、私の教材でも
顧客獲得について教えていますが、「経営者と話す時間を取らない人」
は、ノウハウを渡しても結果が出るのがきわめて遅いのです。

 

特にツール大好き人間（実は私も・・・）は要注意です。

 

ツールを作る時間をとるのに、肝心の「経営者と話す時間がとれない」
人が多く、ほぼ例外なく、長い間顧客が取れていません。

 

開業する方は、極力早い段階から、「経営者に会って話をする」を
実践することをお勧めします。

 

 

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