社労士の適性と価値観

社労士の適性と価値観

社労士の適性と価値観

開業時期の話ともリンクするのですが、私は開業をする際に、
自分の「適性と価値観」を見極めることが重要だと思っています。

 

「でも、穂浪さん。適性なんてやってみなければわからないじゃないですか?」

 

もちろんです。

 

でも、ここで私が言いたいのは、他人の成功例をただマネするのではなく、
あなたの得意なことや苦手なこと、さらには価値観までを計算に入れて
開業をした方がいいですよ、ということです。

 

というのも、開業を夢見る人は、自己評価が高い傾向にある
からです。

 

自己評価が高いことは悪いことではないのですが、
実務経験がないなど、実力が伴わないのに自己評価が高い
のは、「勘違い」でしかないのです。

 

しかも、経営者はそのあたりを見抜く目を持っています。

 

そして、「資格」という社会的なシステムが、
自分を見失わせる・・・。

 

世の中には、実にいろいろなところで刷り込みが行われています。

 

資格学校や資格の本などには、資格を取って開業したら
いかにバラ色の人生が待っているかを書いています。

 

また、私も聞いたことがあるのですが、先輩の社会保険労務士に
「社労士はいいぞ〜。先生と呼ばれて何もしなくても
毎月顧問料がもらえるんだから」
なんて言われることもあります。

 

でも、これらは「開業したらどうなるか?」という
問いの答えのほんのわずかな一部分でしかないのです。

 

このような「良い部分」だけを信じてはいけません。

 

そういう話を一意見として参考にするのは良しとして、「信じ込む」のは
危険です。

 

「社労士として開業したら、企業を指導できるぞ」
という人があまりにも多いのは、このようないろいろなところに
潜む「刷り込み」の影響でしょう。

 

あなたと先に開業して成功している社労士は違う人です。

 

また、能力も人脈も環境も開業時期も違います。

 

得意なことも価値観も違います。

 

その人が、たまたま運が良かっただけかもしれません。

 

もし、資格学校の開業者の声や先輩社労士の経験談を聞いて、
良いことばかり言っていたら、本質を見抜いて、冷静に適性・価値観を
分析して「自分にできるか」を考えてみてください。

 

なお、適性については、

 

・得意なことを使う、伸ばす
・苦手なことを克服する、あきらめる

 

という観点から考えてみてください。

 

そして、価値観については、たくさんの人の話を聞き、
たくさんの書籍を読み、「優れた価値観」にどんどん
バージョンアップしていくことをお勧めします。

 

また詳しい話については次回お話します。

 

 

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