社労士業における行政との付き合い方

社労士業における行政との付き合い方

社労士業における行政との付き合い方

 

私は、社労士事務所を楽しく経営する会を運営して
おりますので、全国の社労士の先生方から、
開業や営業の相談を受けておりますが、先日次の
ような相談を受けました。

 

「開業して行政に挨拶に行った方がいいでしょうか?」

 

そのご質問に対して、次のようにお答えしました。

 

行政との付き合い方

 

私はできるならした方がいいと思います。
そして、最初はこまめに行政に足を運んで
いろいろと直接話を聞いた方がいいと思います。

 

理由は、行政のことが「わかる」からです。

 

行政側の人間の気持ち、立場、考え方、本音と建前、
人間性、性格、価値観がわかると、仕事がスムーズに
なります。

 

そのようなことはないとは思いますが、
行政を敵と考えると、社労士にとってはもちろん、
事業所にとってもいいことはなく、かえってマイナスになると
個人的には考えます。

 

逆に行政を味方と考えた方が結果的に
仕事がスムーズになったり、行政の方が親切に教えてくださったり、
困ったときに相談にのってくださったりと、事務所経営や顧客にとって、
良くなる傾向にあるように経験的に思います。

 

やはり、行政の担当者も上の人や会計検査院から、
言われたくないので、「あれ出してください」「これ出してください」
と言いますが、そんなときはにこやかに「はいわかりました」
と協力します。

 

もちろん、あまりに理不尽がすぎたり、相手の言っている根拠が
間違っているというときには、大人の一人の人間として、丁寧に、

 

「・・・だと思うのですが」

 

と意見を言うこともあります。

 

それでも、私たち社会保険労務士は、社会保険労務士法にある
ように、行政の監督下にありますので、その立場を理解しつつ、
紳士的な振る舞いをしていくのが良いのでは、と個人的に思っております。

 

最後に、行政の方の名前と顔はできるだけ覚えた方がいいですし、
覚えてもらって良好な関係を作っていった方がいいです。

 

というのも、これから行政の方とは末永いお付き合いが
始まるわけですが、当然、行政の方はいろいろな地域や部署に異動で
ぐるぐる回っていますので、必ずどこかで会うからです。

 

そのときに、挨拶できるかで印象が変わり、その後の関係も
スムーズになりますので、行政の方の名前と顔は積極的に
覚えておくことをお勧めする次第です。

 

行政は敵ではありません。
社会保険労務士ができた目的や法律上の立場を理解し、
紳士的に協力関係を築いていくことが大切だと思います。

 

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