前回に引き続き、ズレを小さくするポイントをお話します。
このポイントを知っておかないと、
「この人、机上の空論ばかり押しつけてくるな」
と思われたり、
「こちらのこともわかっていないのに一般論ばかり言いやがって」
と思われるので、今からお話しすることをよく聞いてください。
前回は立場からくるズレの話をしましたが、
今日は、相手のことがよくわからない状態で話を進めて
しまう際に起こるズレについてお話します。
結論から言うと、社労士業をする鉄則として、
「相手への理解なくして、アドバイスはできない」
ということを自分に叩きこんでおく必要があります。
「7つの習慣」の著者スティーブン・R・コヴィー博士も言っているように、
「理解してから理解される」
という原則が社労士営業にとって大きく生きてきます。
そこで、まずは相手とできるだけたくさん話をして、
相手のことを理解しようと努めます。
その際、
1、価値観
2、意図
3、背景(現在、過去)
の3つのことをもっとも重要視して理解しようと努めます。
これは、逆に言うと、
相手の状況や経緯がわかった上で、
相手の価値観を大切にし、
相手の意図を汲み取りながら提案をすれば、
その提案は受け入れられるものとなるということを意味します。
逆に、
相手の価値観よりも自分の価値観の方が優れていると
思い、相手のやりたいことを押さえつけ、相手の現在の状況
も今までの経緯も無視した状態で「こうやらないといけませんよ」
と言って仕事を進めようとすると、99%の相手は反発します。
また、いったん反発されてしまうと、あなたは味方では
なく、「敵」であるというポジションになりますので、ここから
回復は余程の実力がない限り難しいでしょう。
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