社会保険労務士は、法改正があったときに、
「法改正に対応する必要があるから営業のチャンスだ」と
捉える人が結構いらっしゃいますが、ここでは法改正と
営業についてお話したいなと思います。
コンプライアンスという言葉がすっかり定着しつつ
ありますが、法令遵守という時代の流れはまさに
社労士にフォローウインドが吹いていると言えます。
しかし、社会保険労務士として営業をかけるときには
注意が必要です。
というのも、まだまだ中小企業の経営者や担当者には、
「うちみたいな小さな会社は法令の通りにやっていたら
つぶれてしまう」
という意識があるからです。
ここでポイントは、それを
「意識が低い」
とか、
「そんなんで経営する資格がない」
なんて思わずに、
「なぜそういう風に考えるのか?」
「実際問題、その企業の経営の厳しいところはどういうところか?」
をじっくりと話を聞くことにより、相手のことをちょっとでも理解しようと
努め、良いところを認めてあげて、企業を良い方向に行くための
お手伝いができないかを一生懸命考えてあげることです。
すると、頑なだった相手が、少しずつこちらのことを「味方」だと
認めてくれるようになり、前向きに経営の話ができるようになって
くる場合が結構あります。
私たち社会保険労務士は、先生と呼ばれたり
しますが、偉そうに指図する仕事でもなければ、
裁く仕事でもありません。
企業にそっと寄り添って、一歩一歩前を向いて進めて
あげる仕事だと私は思います。
なので、法改正だからと言って、「当然対応するよね」という
スタンスではなく、相手の気持ちを慮りながら、企業として
するべきことをしていくことを勧めていくスタンスが個人的には
いいのではと思います。
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