今日は独断と偏見で「社労士の価値」についてお話していこうと思います。
突然ですが、社楽会で、“最も価値がある教材やサービス”って何だと思いますか?
「有料教材に申し込んだことないからわからない」
とか、
「それは社労士営業大百科でしょ。一番高いんだから」
とか、いろいろなご意見がありそうです。
が、ここでお話したいのは、“どれを買ったらよいか”という話ではありません。
もっと本質的な話です。
個人的には、最も価値が高いのは、
「相談」
だと思っております。
なぜなら、相談だけがあらゆる商品・サービスの中で、唯一、「その人」にフォーカスして、各人の状況をできるだけ汲み取り、役に立つべく「最適解」を出そうとするからです。
つまり、最も相手に結果を出してもらうインパクトがあると。
だから、私の中では「相談」が一番価値があると思っているのです。
手前みそながら、私の事務所では、2000年の開業以来、ずっと「経営」「マーケティング」「人間」について、15年以上にわたって実践・研究していますから、昨日今日勉強した知識ではありません。
また、今までたくさんの方々に、半端ない時間をかけて、半端ない数の相談をお受けしてきました。
まあ、ほとんどの教材に、「メール相談」を特典で付けていたりしますので、毎日のように相談のメールが来ますから、そりゃ数もこなせるし、いろいろな事例に遭遇します。
そういう意味でも、他の教材よりも「相談」の方が価値があると個人的には思っているんですね。
で、これは社楽会だけの話ではありません。
見方を変えると、そもそも社労士とは「そういう仕事である」とも言えますよね。
顧客にフォーカスして、経営者や従業員のパーソナリティ、組織的なこと、法律的なこと、業界のことなど、ずーっと相談にのっていく・・・。
私もとても実感しているのですが、「相談」で価値を感じてもらえるようになれば、これほど強いことはありません。
受注もできるし、お客様も離れていかない・・・。
しかし、一方で、「目に見えない相談は、最も価値が感じられにくい」とも言えます。
特に最近では、同業者との競争で、「無料相談」が当たり前の時代になっています。
だから、ほとんどの方は、「相談が最も価値がある」なんて思えないでしょう。
でも、まぎれもない事実として、私たちの仕事は、“相談を経て受注をする”ことが圧倒的に多いのです。
そう、受注の確率を左右するのは「相談」ということになります。
ということは、相談のスキルを上げるための勉強や練習は、受注の確率を高めることにつながります。
ただ、一朝一夕では上がらないのが「相談のスキル」です。
一つ言えることは、「相談の場数」を踏んで、
・問題の本質を捉える能力
・問題解決能力
・それを相手に伝え、動かす能力
を鍛えていく必要があり、「机上の空論だけでは足りない」、ということです。
だから、私も含めて勉強好きな方は注意が必要なんですね。
私が、開業前後の方に、
「できるだけ経営者に会って、愚痴を聞いて、力になれることはなってあげてください」
という理由もここにあります。
まずは場数をこなす・・・。
勉強ばかりしても、実際の相談で役に立てなければ、あなたの価値が上がらないのですから。
そのためにも、まずはどんなことでも良いので、「経営者と話して、役に立つ」という場数を踏むことを優先させていくことをお勧めしています。
習うより慣れろ!ですね。
特に経営者とほとんど話したことがない方は、場数を踏んでいないと、面談で受注できませんのでご注意ください。
ということで、今日は「相談を鍛えてあなたの価値を上げる」ということについてお話してみました。
==============================
無料で公開! 7つの社労士営業ノウハウはコチラ↓↓↓
==============================