私は、営業の教材とかで、
「まずは出し惜しみなく経営者の役に立ってあげてください」
と言っています。
でも、これは、
「何でも無料でやってあげてください」
という意味ではありません。
もしそういう意味なら、そう書きます(^^;
が、確かに、私の言い方では、このあたりの力加減がわかりにくかったかもしれません。
そこで、つい先日、このあたりのご質問をいただきましたので、その回答をシェアすることにより、私が言うニュアンスをつかんでいただけたらと思います。
【ご質問】
穂浪さんは、常日頃「出し惜しみせずに」とおっしゃっていますが、「追加料金を貰う仕事」と「サービスでやる仕事」の境界線はどこにあるのでしょうか?
明らかにサービスでできること、明らかに追加料金を貰うことはともかく、微妙なところがあるじゃないですか。
そんな時、穂浪さんは何を基準に有料、無料(サービスの範囲内)を判断されているのでしょうか?
差支えなければ、穂浪さんの基準を公開していただけると助かります。
(最近、顧問先を訪問する度に微妙なラインで迷っています。)
【穂浪回答】
調べてあげるとか、相談は無料でやってあげます。
ただし、手続きやコンサルまではやりません。
が、こちらの実績がないことについては実績を積むために無料や格安でやることもあります。
あと、手続きは、取得一枚とかなら、格安で提案することもあります。
基本形としては、手続きのやり方まで教えてあげて、
「ご面倒ならちょっとお金はかかりますが、こちらでもできます」
と言ったりします。
この「やり方まで教えてあげる」というのが「出し惜しみしない」ということですね。
全部教えて、あとは自分でやるか、こちらに任せてもらうかを委ねると。
まあ、常に相手や状況を見て、どう言うか、どこまで言うかを判断はしていますが・・・。
あと、無料でなにか受けるときは、例えば、
「本当は有料ですが、○○税理士の紹介ですので、今回は無料で大丈夫ですよ」
的なことを、やさしく言ってあげると良いでしょう。
最後に、相談は「無料の回数」をご自身で決めておくことをお勧めします。
例えば、3回と決めておいて、3回目になったら、
「顧問のお客様に申し訳ないので、顧問契約としていただくか、次回から相談料をいただいてもよろしいですか」
といった感じです。
以上が回答です。
ご参考になれば幸いです。
・・・・・・・・・・・
上記のスタンスで活動していくと、
2、3度会ってやりとりすれば、
「無料で何でもやらしてやろう」
という人かどうかわかるようになっていきます。
基本的に、私はこちらのことも考えてくださる方以外はお付き合いしたくないという方針です。
なので、
「こちらもお客を選びますよ」
というスタンスは持っております。
と言っても、最初からそう宣言するのはハッタリが効くならいいかもしれませんが、そうでないのならお勧めしません。
私はハッタリが効かないタイプなので、そういう宣言はしません・・・。
その人のキャラクターにあったやり方を取るのがいいと思っております。
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