前回に引き続き実務能力を磨くための方法の2番目です。
これは、主に就業規則や雇用契約の内容を
企業と相談しながら決めていく能力です。
こちらもたくさんの書籍やセミナーがありますが、
まずは、労働条件(特に労働時間と賃金)についての
書籍と、就業規則の書籍を購入します。
ただし、就業規則については、行政で規則の例が入手できます。
就業規則に関しては、行政の資料だけでは片手落ちです。
というのも、行政の就業規則は、モデル的な一般論であり、
各社事情が違うのにそのまま運用するには不向きだからです。
そして、行政の就業規則をそのままワープロ打ちを
するのでは、お金をもらって作成する価値も半減して
しまいます。
また、現在、就業規則については、
「会社を守る」とか
「トラブルを防ぐ」など、さまざまな知恵があり、
「この一文を入れておいて良かった」
という場合が多いのです。
よって、そのような書籍で勉強して、いろいろな
社労士や会社が実際に使っている知恵を知って
おいて、顧客にとって必要ならアイデアとして出して
みる、ということを私はやっています。
ただし、気をつけないといけないのは、
市販の就業規則の書籍は、絶対的なものでは
ありません。場合によっては、その著者の解釈
のみで掲載している場合もあります。
また、そういった書籍の著者のノウハウの
いいとこ取りは是非して頂きたいのですが、
規程を作る以上、最終的にはあなた自身の
法律家としての判断が決定事項になります。
よって、そういったノウハウのいいとこ取りを
する際には、くれぐれも慎重に行政等に確認しつつ
行うことをおすすめします。
もしあなたが就業規則の勉強をする場合に、
以上の点をお気をつけいただくと、最初の
スタートとしてはいいのではと思います。
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