社労士実務 問題解決能力・相談能力

社労士実務 問題解決能力・相談能力

社労士実務 問題解決能力・相談能力

実務能力を磨くための方法の4番目です。

 

 

4、問題解決能力・相談能力

 

 

問題解決能力・相談能力は、これからの時代、
ますます求められる能力です。

 

実際に問題を解決するには、法律知識は
もちろん、経営や人間のさまざまな要素を
加味して多角的に考えてあげる必要があります。

 

多くの場合、複数の要素がからまりあって
「問題」として現れます。

 

イメージとしては、からまってぐちゃぐちゃに
なった毛糸を一つ一つほどいていくように、
もつれあった複数の要素を分解して考え、
一つ一つ手を打っていくイメージです。

 

例えば、「解雇」という問題一つとっても、相談を受け、
話を進めるときには、法律的な問題以外にも、

 

・労働環境
・人間関係
・規則やルール
・当事者の気質や性格や価値観
・組織的な問題
・顧客や残った従業員への影響
・感情的な問題
・第三者の存在

 

などの中から、複数の問題があるケースが多く、
法律的なアドバイスだけでは解決できないことも
多いのです。

 

そこで、プロとして
・ヒアリング能力
・カウンセリング能力
・客観視の能力
・問題発見、分析能力
・提案能力
・説得力

 

など、さまざまな能力が必要です。

 

もちろん、このあたりの能力は、勉強と
現場をたくさんこなしていくことにより
アップしていきますので、最初は、

 

「そんなにカンタンじゃないんだ。
 安易なアドバイスは慎もう」

 

と思って事にあたるのがいいでしょう。

 

また、一番の問題解決能力のつけ方は、
経営者とできるだけたくさん話し、
困っていることを相談してもらうことです。

 

最初はその相談事項を宿題にして持ち帰ってもいいでしょう。

 

相談の現場では、安易にアドバイスはせず、相手からできるだけ
たくさんの情報を聞きだし、持ち帰って、多角的に
たくさん調べたり考えたりしてあげて、問題解決へと
導いてあげることです。

 

問題解決能力はすぐにつく能力では
ないので、日ごろから地道に問題に
あたり、調べたり考えたりする「クセを
つける」ことが大切です。

 

 

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