社会保険労務士としての実務経験がない場合、
「社労士事務所で修行できたらな」と
思う人も多いかと思います。
これから、2回にかけて、
「運よく求人中の事務所があり、修行できる場合」
と、「求人がなかったり不採用だったりでできない場合」
ということで、「修行」についてお話します。
求人を出している社労士事務所に対して、
面接時、採用後にどのような心構えで事に当たれば
よいのかお話します。
まず社労士事務所に採用されるには、社労士事務所の
ニーズを知る必要があります。
・なぜ募集しているのか?
・どういう人材を求めているのか?
・入社後、どういう仕事ぶりをすれば役に立てるか
これらを面接などのやりとりから察知しなければなりません。
ただし、どの事務所もほぼ例外なく言えるのは、
あなたが実務経験がよほどない限り、
「最初はまったく使いものにならない人材を雇うことに
不安を持っている」ということです。
どういうことかと言うと、社労士の実務が一通り
できるようになるには、早くて1年。通常2〜3年はかかります。
それは例え社労士試験に合格している人でもです。
そして、最初は教えたり、きちんと正確にやっているか
チェックをしたりととにかく手間がかかります。
しかも、教えるだけ教えて一通りできるように
なった途端独立されてしまうと、また最初に
逆戻りになります。
そのあたりのことをわかって面接を受けるかがポイントです。
相手の立場に立つと、「独立したいから修行させてくれ」
というのは単なる身勝手です。
もしあなたが社労士事務所で修行をしたいのなら、
その社労士事務所に徹底的に役に立たないといけないのです。
以上から、社労士事務所の求人に応募するにあたり、
次のような心構えをしっかりと持って面接に挑んでください。
・最初は迷惑をかけるが、早く仕事を覚えて事務所に貢献する
・まずは事務所の方針、やり方を理解することに全力を尽くす
・顧客が喜ぶことをする努力をし、行政に恥ずかしくないふるまいをする
・どんな仕事でも笑顔でさわやかに引き受ける
・事務所の一員として、顧客や行政から、
「あの事務所は教育が行きとどいてますね」と言われる
ようなきちんとした対応をする。
あと、面接に挑むときは必ず準備をします。
ホームページなどでその社労士事務所のことを
下調べをし、事務所の理念、方針、大事にしている
こと、強み、仕事の内容などを把握しておきましょう。
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