社労士開業日記　損した感　251224

多くの人が持っているけど、何も生まない感情。
それが「損した感」です。

 

損した感は、人間特有の感情で、ありと
あらゆるところで見られます。

 

例えば、ポイントカード。

 

世の中には、実にたくさんのポイントカードが
ありますが、このポイントカードこそ、人間の
「損した感」を利用したものと言えます。

 

ポイント１０倍セールなどは、「かなりお得だから
買わなきゃ損」という気になってしまいますが、
実は、その場合、購買欲がかりたてられるため、
「出ていく支出は増える」ということになります。

 

つまり、ポイントセールは、例えば、家計から
見ると、出ていくお金を増やす動機となるため、
結果的お金が残らないことにつながるのです。

 

あと、営業活動でも「損した感」が強いと、
あまりいい結果は得られません。

 

例えば、
「お金を払ってもらっていないので、
ここまでしか教えません」
というのは、結果営業活動にブレーキを
踏むことになります。

 

最初のうちは、損して得とれではないですが、
１００与えたら１０返ってくるくらいの数字の勘所で
ちょうどいいくらいだと思います。

 

それを、１０与えたら１０ちょうだい、とすると、
物事が進まなくなり、勢いがつかず、
ブレーキをかけてしまうことになるので注意が必要です。

 

 

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