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仕事は、「役に立つこと」でお金がもらえます。
役に立つとは、相手がして欲しいことや喜ぶことをすることです。
期待に応えると言ってもいいかもしれません。
もちろん、期待を超えるサプライズ的に役に立てたら最高です。
案外「役に立つ」ってシンプルなのです。
見込み客が社労士に依頼するのも「役に立ちそう」と思うから依頼する・・・。
一回、顧客になった顧問先が、受託解除をせずにずっと頼んでくださるのも役に立っているから・・・。
でも、興味深いことに、「役に立つ」つもりになってやってあげているのに、相手からまったく感謝されないことがあります。
特に私たち社労士という仕事では、してあげたことに対して感謝されないケースは意外と多いのです。
というのも、こちらが「重要だ」と思っていることと、相手が「重要だ」と思っていることが違うからです。
社労士にとって、法律や労務管理をきちんとすることが重要なわけですが、経営者にとって重要なのは、「お客様」や「自社の商品・サービス」や「お金を回すこと」である
場合がほとんどです。
このズレがわからずに話を進めてしまうと、役に立つことができないのです。
なぜなら、相手が重要だと思っていることを無視して提案を押しつけることになるからです。
こちらは法律や労務管理の専門家ですので、この点が盲点になることが多いです。
お気をつけください!
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