つい先日、顧問先の社長が発表者となって経営について
報告するイベントに行ってきました。
この経営報告会は、とある経営者団体の
イベントで、経営者が今までの経緯とこれからの経営の
問題提起をし、その問題について各テーブルでグループ討論を
行うというものです。
私は、その顧問先とは、社長が開業したときからの
お客様で、会社の成長も社長の悩みも常に横から見て
きたつもりになっていました。
会が始まって、話をはじめる社長。
内容は、社長が、学校卒業後、就職してから
独立し、事業は順調にスタートをきったものの、人のことで
苦労したという流れで進みました。
常に密に社長とコミュニケーションをとっていた
私が知らない社長の苦労があり、
「わかっているようなつもりだったけどわかってなかった
部分も多々あったんだなあ」
と反省しました。
そして、もう一つ反省したことがあります。
話を全体的に聞いていくと、
「会社の成長にあわせた労務管理の整備の遅れ」
があったことに気が付きました。
会社が立っているステージに合わせて提案することが
私のスタイルだと思っていましたが、話を聞いていると、
「会社の成長に合わせてではなく、会社の成長の
一歩手前でいろいろなことを整備していけたら、
社長もそれほど苦労しなかったかもしれない」
と思いました。
もちろん、経営に正解はありませんし、
そのときどきの優先順位というものがあります。
私は、基本的に経営全般を見ようとする傾向が
あるので、どうしても経営者の優先順位を大切に
してしまいがちになります。
が、逆に言うと、そのときどきの優先すべき事項を
優先して経営をしている経営者が、その事項を熱心に
やっているときも、社労士が、優先事項以外であらかじめ
やっておいた方がいいことをコントロールしてあげると
いうのが真の意味でプロなんじゃないかと反省しました。
うーん、仕事って奥が深いですね〜。
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