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社労士は時短を推進する立場でありますが、
単に時間を短くすればいいというものではありません。
企業によって実態も考え方も事業のあり方も
違うわけで、時短が目的ではないんですね。
行政や専門家に相談すると、よく時短する際の
方法論について、「工夫」という言葉が出てきます。
現実「時短が難しい」という話になったときにです。
「そこは御社で工夫してください」
と。
そう言われても、「できるんならやってますよ」という話に
なりがちですが、今日はその「工夫」の具体的なやり方、
と考え方のフレームを一つご紹介しましょう。
今日お話するのは「しくみ発想」です。
「しくみ」と聞くと、「ものごとをうまく進めるための構造」という
イメージがあるかと思いますが、私流に言うと、
1、誰がやっても同じ結果になる
2、所定のやり方としてわかりやすく決められいる
3、ルール化されている
4、あらかじめ最良・最大効果(そのときの)が
得られるよう前もって準備されている
5、しくみ同士で相乗効果が得られる
以上の5点を考えるのが「しくみ発想」と言えるかと
思います。
このしくみ発想を持つことなく、時短は語れない。
それが私の持論です。
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