今回の秀逸文具は、「シャーペンの2B以上の芯」です。
そう、今日の主役は「芯」です。
決して冗談ではありません。
なぜ「芯」なのか?
それは、小学校6年生のときのことでした。
近所に小さな小さな文房具屋がありました。
私の同級生の友達が、その文房具屋に行って、
いつも使っている4Bのシャーペンの芯を買ったら、
お店の奥さんに
「あなた書き慣れてるわね〜」
と褒められたそうです。
何でも奥さんいわく、
「プロは濃い芯を使う」
ということらしいのです。
今思うと、「何のプロの話だったんだ?」
とツッコミを入れたくなるような話ですが、
とにかくこの話は20数年後の今でも私の
記憶に残っています。
だからというわけではありませんが、
私の事務所では、「2B以上の芯」を使うように
しています。
もちろん、文具にこだわる「myシャープ」を
持参する主義の職員さんがHBを使っていたら、
「これを使ってください」と、2Bや3Bの芯を渡しています。
では、なぜ2B以上を使うのでしょうか?
それは、私たち社労士の仕事では、
「濃くて柔らかい芯」の方が次の点で圧倒的に
適しているからです。
1、小さな力で濃く筆記できるので、
事務作業的に疲れにくいし、後から見ても
見えにくいことが少ない。
2、印を押すべき箇所を○で示すとき、
はっきりくっきり示せる(これ結構重要!)し、
後から消しゴムで消すときも短い時間できれいに消せる。
3、同様に職安の鉛筆記入のOCR用紙でミスっても
楽に消せる。
4、FAXの送信状などを書くとき、濃い
芯だときれいに写る(HBだと字の線がとぎれる
ことが多々ある!)し、消すのもキレイに消せる。
ちなみに、私の事務所では、重要ではない
内容のFAX送信状は、エコ(セコ?)の観点から、
鉛筆で「書いては消し」を繰り返して、送信状を
いちいち印刷せずに何回も使っています。
だから、消しゴムでラクに消せる「濃い芯」なんですね〜。
感覚的に、HBの芯と2B以上の芯とでは、キレイに
消すまでの時間がかなり違うような気がします。
「さすが社労士、時短に対する情熱はスゴイですね〜」
なんて誰も言ってくれませんが、
やらないよりマシと思ってやっています。
最後に、今回、このトピックを書くにあたって
調べたところ、鉛筆の芯は、9Hから6Bまであるらしく、
Hは、HARD、
Bは、BLACK の頭文字ということらしいです。
知らなかった・・・(恥)
みんな、知ってて私だけ知らなかったのだろうか
と思いながら、今回の話を終えたいなと思います。
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