社労士の立ち位置 その1

社労士の立ち位置 その1

社労士の立ち位置 その1

社会保険労務士という仕事は、行政、企業、労働者の
間に立つ仕事だと言えます。

 

この微妙な立ち位置の捉え方によっては、
仕事がやりにくくなることもありますので、
ここでは個人的な見解ではありますが、
参考までにお話させていただきます。

 

社労士の立ち位置 その1

 

社労士の立ち位置については、
まず次のことを理解しておく必要があるかと思います。

 

社労士の法的立ち位置→社会保険労務士法に
よると、「その業務の適正を図り、もつて労働及び
社会保険に関する法令の円滑な実施に寄与する
とともに、事業の健全な発達と労働者等の福祉
の向上に資することを目的とする。」とあります。

 

社労士の商売的立ち位置→多くの場合、企業から
報酬を得て、生計を立てている社労士が多いことから、
商売的には、企業サイドに立った仕事をしないと、報酬が
得られない(すなわち受託解除をされる)ことになります。

 

社労士の社会的立ち位置→社労士は国家試験に
合格し、上記の法的立ち位置からも社会的には、
公正な立場で不正を正す立場にいると見られています。

 

社労士の本人のスタンス→当然独立自営業と
いうことで、社労士の立ち位置は、本人のスタンスに
よるところが大きいと言えます。

 

例えば、時々、自分が企業の労働者として働いて
いたときに、とても不遇な目にあったために社労士に
なった方がいらっしゃいます。

 

その場合、社労士になった理由が、
「自分のような不遇な人を少なくしたい」
ということで、労働者寄りの立ち位置になる
ということになります。

 

同じように、社労士が企業経営者の立場に共感した
場合は、企業寄りの立ち位置になります。

 

このように社労士という仕事は、法的にも
社会的にも本人的にも微妙な立ち位置に
いるということで、以上の前提を踏まえて、
次回、一つの立ち位置のスタンスを考えていきたい
なと思います。

 

 

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